読書日記(絵本も含む)

読んだ本を忘れないように保存するためのブログ

図書館で借りたやつ7

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 今回もなかなかいい本を選んでくることができました。

 

『わにわにのごちそう』

 『わにわにシリーズ』はたくさんあるらしい。どうやら保育園にあるらしく、内容を知っていた。このシリーズは短めなので読みやすく、大量に読み聞かせる場合はもってこいである。

 

わにわにのごちそう (幼児絵本シリーズ)

わにわにのごちそう (幼児絵本シリーズ)

 

 

『おとうさんおかえり』

 いろんな生き物のお父さんが子供達のところへ帰ってくるお話。カタツムリとか本当に帰ってくるのかよくわかりませんが、単純なので理解しやすいと思います。

 

おとうさんおかえり

おとうさんおかえり

 

 

『ちびだこたこらす』

 『こどものとも』シリーズです。薄い本で読み聞かせしやすいです。登場人物の名前もすぐ覚えていました。息子にとってはなかなかの良作といえそうです。 

 アマゾンで検索しても、ピタゴラスタコライスしかでてきませんでした・・・

 

『いきものいろいろ』

 いろいろな生き物の違いを教えてくれる本でです。尻尾を見てなんの動物のしっぽなのか毎回教えてくれました。返却する時にちょっと破れていたので職員の方に怒られてしまいました・・・

 

いきものいろいろ

いきものいろいろ

 

 

『てんとうむしどーこ?』

 この本が今回もは一番のお気に入りです。てんとう虫の『テテ』と『ナナ』。『ナナ』が風に飛ばされたので『テテ』が探しに行き、いろんな虫に出会うというお話です。最後の方にちょっとした仕掛け部分もあり息子は大喜びでした。このシリーズはがあと3冊あるのですが、それも読みたいといっていました。てんとうむしどーこはてなと教えたせいでクエスチョンマークを覚えました。

 

 

てんとうむしどーこ? (とびだす虫のえほん)

てんとうむしどーこ? (とびだす虫のえほん)

 

 

 

 

『LIFESHIFT』

 人間の寿命が延びて100歳まで生きられるようになる・・・100歳を迎えた時に生活していくだけの財産があるのかどうか。そもそもどうやって財産を増やすのか。そのためには何歳まで働かなければならないのか。それを教えてくれる本です。

 現在の社会は、教育期間、労働期間、引退期間といった3ステージですが、これが今後は5ステージ以上になるといわれています。

 自分自身退職後のことを考えた時のんびり保育士にでもなれればなぁとか思ったりしていましたが。もう少し真剣に考えなければいけないなと思いました。

 

 気になった部分を抜粋します。

①人が大きく変わるのは、一歩下がって内省し、その結果について判断をくだすときだ。行動の仕方やものの感じ方だけではなく、ものの尻方を変えるときーーそう、なにを知っているかだけでなく、どのように知っているかを変える時ーー返信は起きる。

 

②同世代の人たちが一斉行動で人生のステージを歩む時代が終われば、企業は人々を型にはめる発送を大きく改めなくてはならなくなる。

 

 自分がもし今の仕事を再任用のような形で定年過ぎまで働く場合、柔軟な思考と新しい知識を得る努力が必要になるだろうと思っています。ただし、今現在定年退職を迎えた先輩方は柔軟性にかけると私は思います。先輩方だけではなく、世間の老人達の傾向として新しいものを受け入れる能力は低いのではないかと考えます。「何年もこの考えでやってきて今結果がでている。」この考えが思考を固定させてしまっているような気がします。

 著書には今後の学び方も教育機関とともに大きく変わっていくと書かれていました。自分もその波に乗れるように日々学んで生き、自分の知識を高めていかなければならないと思っています。

 

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

 

 

 

『生物と無生物のあいだ』

 ブックオフで100円だったため購入。

 

 生物とは何かを考える本。

 

「生物とは『自己複製』を行うシステムである。」ということから始まる。DNAの発見から主要ストーリーは始まるのだが、実験や研究についてそれなりにわかりやすく描かれている。また、同じ研究結果を複数のチームで行なっていた場合、研究結果は先に論文に掲載されたほが全取りであり、2番ではダメであるとのこと。スポーツの世界以上にシビアなのかもしれない。

 

DNAが発見されて生物界は様々な実験していた。パズルのピースの1つ1つの役割を確認するように。しかし機械的にこのピースはこの役割というふうに考えていたため、大切なことを忘れていた。生物には『時間』が流れていることを。

 

生物には概ねいくつかのピースが欠損していても時間の経過でそのピースを補うような状態をつくる。これを動的平衡状態と呼んでいる。

 生物とは動的平衡性を持ち復元力と適応力をもつものではないかと最後は結論づけている。

 

 読後はSF作品を読んでいたかの気持ちとなった。生物学なので難しい本かと思っていたが、案外サクッと読むことができた。DNA発見のために様々な研究者が自分の研究に打ち込む姿も感じることができた。世界の仕組みを少しづつ解明していく試みに奢りではないが賞賛を贈りたい。

 

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

 

 

 

『GRIT やり抜く力』

 息子の絵本を探しに本屋に行った時に目についたため手にとって少し読んでみるとなかなか面白そうであった。そういえば会社の職員誌に紹介されていたことも思い出し、買うことに決めた。気になる気づいたワードを残していこうと思う。

 

①成功するには「やるべきこと」を絞り込むとともに、「やらないこと」を決める必要がある。

 

②興味のあることを見つけて掘り下げて行くことを心理学者のベンジャミン・ブルームは「初期」と呼んでおり、「初期」に励ましを受けるのは極めて重要だ。また、自分い好きなことを選ばせてもらえた子どもは、ますます興味を持って取り組む確率が高くなる。

 

③成功する練習の法則(意図的な練習)

まずはある一点に絞って、ストレッチ目標(高めの目標)を設定する。この際は得意なことより自分の弱点に克服に努める。次にしっかりと集中して、努力を惜しまずに、ストレッチ目標の達成を目指す。うまくできなかった部分はすみやかにフィードバックを求め、否定的なフィードバックにしっかりと対処することが重要だ。最後に改善すべき点がわかったあとは、うまくできるまで何度でも繰り返し練習する。

 

④「やり抜く力」の強い人は、ふつうの人はよりも「意図的な練習」を多く行っている。この練習を行うには「うまくなりたい」という強い意欲が最大の動機となる。

 

⑤子どもはコーチや親、仲間、メディアを接する中で失敗は悪いことなのだと思い込んでしまう。そうすると慎重になりすぎてチャレンジ精神や全力で取り組む姿勢がなくなってしまう。こどもを萎縮させないために子どもの前で失敗しても平気に振る舞う様子を見せるように指導する。そしてこのように声をかける「大変だったね。でも楽しかったね!」

 

⑥レンガ職人の寓話

レンガ職人に何をしているのか訪ねた時の答え

1番目の職員は「レンガを積んでいるんだよ」

2番目は「教会を作っているんだ」

3番目は「歴史残る大聖堂を造っているんだ」

順番に「仕事」「キャリア」「天職」

 

⑦失敗への解釈の違い

 ただ褒めるだけではなく、ときには「もうちょっと頑張るべきだったね」と指摘することで「もっと頑張るべきだったね必要ががある」と解釈するようになる。

 人間は変われる、成長できる、と信じている人たちは、チャンスとサポートに恵まれ「やればできる」と信じて一生懸命努力すれば、自分のに能力をもっと伸ばすことは可能だと考える。これは楽観主義と同じような役割を果たしている。

 

⑧こどものころの褒められ方が一生を左右する

 成長思考を伸ばす褒め方として「よく頑張ったね!すばらしい」、「今回はうまくいかなかったね。一緒に今回の方法を見直して、どうやったらもっとうまくいくか考えてみよう」、「よくできたね!もう少しうまくできたかもしれないと思うところはあったかな?」、「これは難しいね。すぐにできなくても気にしなくていいよ」、「もうちょっとがんばってみようか。一緒に頑張れば必ずできるから。」

 

⑨「やり抜く力」を発揮すするための視点を取り入れるには、「人間は何でもやればうまくなる」「人は成長する」という認識が欠かせない。

 

10 自由を与えると同時に限度を示す

子どもの興味をを第一に考えるという意味においては「子ども中心」だったと言えるが、「なにをすべきか」「どれくらい努力すべきか」「いつならやめてもよいか」など重要なことは必ずしもこどもに判断を任せなかった。

 

最後に

自分自身はそこまで「やり抜く力」が強いとは思えない。しかしこの本のやり方を活かして伸ばしていこうと思う。息子にも「やり抜く力」の強い子に育って欲しい。

 

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

 

 

 

図書館で借りたやつ6

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『ごきげんぶーた』

 今回の5冊はどれも当たりでしたが、中でも一番がこれでした。動物達が楽器を弾くものですが、『もりのなか』みたいな感じです。「タカタンカタン、テテンテテン、ポロロンポロン…」と続くのですが、息子は全て覚えてしまいました。息子は楽器が好きなのかな?

 

 

ごきげんぶーた

ごきげんぶーた

 

 

はらぺこあおむし

 いわゆる名作の『古典』があったので借りてみました。保育園でも間違いなく読んでいるだろうと思いましたが、やはり何度も読んでいるのか興味は薄めでした。ただし興味薄めといってもきちんと読まされていました。

 

はらぺこあおむし エリック=カール作

はらぺこあおむし エリック=カール作

 

 『きみのともだち』

 ちょっと想像力が必要な本だと思いました。最後も少しわかり難いので2歳児には細くが必要かもしれません。絵は独特でよかったです。

 

きみのともだち (キラキラえほん)

きみのともだち (キラキラえほん)

 

 『くるまにのって』

 『こどものとも』シリーズ。車に乗っておばあちゃんの家に向かいます。全て俯瞰で描かれているため色々な車と出会えます。とても面白い本でした。

amazonはなしです。

 

『おふろのかたつむり』

 お風呂に入ったらなぜかカタツムリが先にはいっているというホラーな内容かと思いきや、息子には違和感はなさそうでした。それどころか大分楽しめているみたいでした。

 

こどものとも年少版 2013年 11月号 [雑誌]
 

 



 

図書館で借りたやつ5

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『かめまんねん』

2歳児には難しすぎました。関西弁は理解しし難いうえに、ダジャレも必要なかったなと思いました。ただ、5歳くらいになれば面白いのかもなとは思いました。

 

かめまんねん (えほんのもり)

かめまんねん (えほんのもり)

 

 

『かみちゃん』

「絵本」ではなく色々な形に切ったり、折り曲げた紙を「写真」に撮って編纂したもの。子供の感性に働きかけるような作りのため、スピーディに読むことが出来ます。絵本をたくさん読んであげる人の「読み聞かせ休め」にはとてもいいものです。

 

かみちゃん

かみちゃん

 

 『かごにのって』

 『ももんちゃんシリーズ』の作者が書いている絵本で絵が可愛いです。リズミカルに進んでいく構成のため息子にもわかりやすいようです。なかなかおすすめの一本です。

 

かごにのって (うららちゃんののりものえほん)

かごにのって (うららちゃんののりものえほん)

 

 

『ばったくん』

 文字数が少ない本を探していて、もう少し対象年齢を下げた本を探していたところ発見。ピョンピョン言うだけの本ですが、息子もそれなりに楽しめていた模様。1歳の時に読ませればよかったかなと思いました。

 

ばったくん (幼児絵本シリーズ)

ばったくん (幼児絵本シリーズ)

 

 『あめぽっつん』

図書館で薄めの本にお母さん達が群がっているのを発見。『こどものとも』というシリーズらしい。短めなものが多いので借りてみると、今回の5冊で一番の当たりでした。話が進んでいくと生き物が増えていきますが、カエルの登場がお気に入りみたいで「カエルでてくるよ〜」と草のところを指指していました。このシリーズをできるだけ借りていこうと思います。

 amazonにはありませんでした(泣)

 

 

『いまどきの子のやる気に火をつけるメンタトレーニング』

 会社内の掲示板にこの著書の名前がでてきたため、どのような作品を出しているのか調べたところなかなか面白そうでした。息子はまだ2歳ですが、大きくなった時に活かせるかもと思い購入しました。

 

 著者は高校野球部のメンタルコーチをしており、高校生達の様々な悩みを解決させ、甲子園出場等を果たしたというものです。なかでも私が感銘を受けたものをピックアップしていこうと思います。

 

 

①「なぜ」ではなく「なに」に置き換える。

 「なぜ」と聞くと、相手は責められていると感じ、理由を答えるのではなく謝ろうという意識になってしまいます。「なぜ」ではなく「なに」という言葉を使う事で、相手が答えやすい雰囲気をつくってあげる。

 

②わからないのに相談しない理由

 わからないのことが悪いと思っているのではなく、むしろ自分を恥じているから。わからないことを責めるのではなく、認めてあげることが大切。認めてあげれば、彼らも安心感を感じ、積極的な気持ちになれます。もしかいしたらプライドが高いのかもしれません。

 

③人間の脳は「正しいかどうか」よりも「楽しいかどうか」に反応する。

 人間の脳は、ワクワク感がないと、「やるべき」という義務感だけでは集中できない仕組みになっています。やる気が続かない子には「やったらいいことが待っている」というイメージを持てるようにサポートしてあげましょう。

 

④目指す姿を明確にする

  「どうなっていたらいいのか」という問いかけをして「なりたい姿」に意識を向けてみる。

⑤夢が叶うかもという気持ちにする

 長期的な夢も大事だが、身近な夢を「叶うかも」と思えるように職場や部活内で「夢作りワーク」を行い、サポートする。

⑥「できない自分」ではなく「うまくできる自分」をイメージする。

 

⑦大切なのは「反省させること」ではなく「成長させること」

 「なぜ失敗してしまったのか」という過去のことでなく、「今後どうすれば失敗しなくなるのか」という未来のことを考えさせる。

 

ピグマリオン効果

この子はできると信じて接すれば児童の成績は伸びる。

 

⑨「このままではまずい」ではなく「だからこそ」

 うまくいかなかったり、失敗したりすると、人はマイナス面ばかりに目が行きがち。そんなときは「だからこそ」とマイナスの出来事のプラスの側面に目を向けるように促して、成長をサポートしましょう。

 

 ⑩「やれと言われたらからやる 」のではなく「なぜこの仕事をするのか」という意味を自分で見つけられるようにサポートしてあげましょう。

 11 責任感よりも使命感を意識させる。

 使命感に気づかせることで、積極性を引き出す。

 

12  迷っているときは

 どっちの道を選べばいいのか迷ったときは、より成長する方を選べば、たとえ結果が成功でも失敗でも得るものがあります。相談を受けたら、より成長する方を選ぶように、背中を押してあげましょう。

 

最後に

 この本を読んで、息子だけでなく職場の後輩たちにもこれらを実践しながら接することが出来そうだと思います。ただ、この方法を知ってしまうと、この方法を出来ていない上司への接し方に困惑しまいます。この上司はこういう人なんだと納得するしかないでしょうか。ちょっと考えていこうと思います。

 

 

いまどきの子のやる気に火をつけるメンタルトレーニング

いまどきの子のやる気に火をつけるメンタルトレーニング