読書日記(絵本も含む)

読んだ本を忘れないように保存するためのブログ

『LIFESHIFT』

 人間の寿命が延びて100歳まで生きられるようになる・・・100歳を迎えた時に生活していくだけの財産があるのかどうか。そもそもどうやって財産を増やすのか。そのためには何歳まで働かなければならないのか。それを教えてくれる本です。

 現在の社会は、教育期間、労働期間、引退期間といった3ステージですが、これが今後は5ステージ以上になるといわれています。

 自分自身退職後のことを考えた時のんびり保育士にでもなれればなぁとか思ったりしていましたが。もう少し真剣に考えなければいけないなと思いました。

 

 気になった部分を抜粋します。

①人が大きく変わるのは、一歩下がって内省し、その結果について判断をくだすときだ。行動の仕方やものの感じ方だけではなく、ものの尻方を変えるときーーそう、なにを知っているかだけでなく、どのように知っているかを変える時ーー返信は起きる。

 

②同世代の人たちが一斉行動で人生のステージを歩む時代が終われば、企業は人々を型にはめる発送を大きく改めなくてはならなくなる。

 

 自分がもし今の仕事を再任用のような形で定年過ぎまで働く場合、柔軟な思考と新しい知識を得る努力が必要になるだろうと思っています。ただし、今現在定年退職を迎えた先輩方は柔軟性にかけると私は思います。先輩方だけではなく、世間の老人達の傾向として新しいものを受け入れる能力は低いのではないかと考えます。「何年もこの考えでやってきて今結果がでている。」この考えが思考を固定させてしまっているような気がします。

 著書には今後の学び方も教育機関とともに大きく変わっていくと書かれていました。自分もその波に乗れるように日々学んで生き、自分の知識を高めていかなければならないと思っています。

 

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)